女性器について、「挟まって痛い」「見た目が不恰好で気になる」「性交時に不都合を感じる」など、人には言いづらいけれど見た目やサイズ、匂いや不快感で悩んでいる、という女性は実は少なくありません。
そこでぜひ知っていただきたいのが、女性器の整形手術です。この特集であなたのお悩みを解消できる方法が見つかるかもしれません。ぜひご覧ください。
実は人気!? 女性器整形
婦人科形成治療や女性器整形手術は、豊胸手術や二重整形と比べれば一般的に広く認知されている美容整形ではありませんが、近年人気が高まってきて、今や決して珍しいものではなくなっています。
婦人科形成のクリニック問い合わせ数は年々増加
口コミ広場全体の問い合わせ数の中で、婦人科形成に関するお問い合わせの割合は年々増加しています。2021年だけで見ると、問い合わせの割合は脂肪吸引や豊胸手術よりも多く、今や特別珍しい美容整形ではありません。
女性器について悩みは持っていたけれどどうしようもないと諦めていた方も、女性器の整形が手軽にできると知って、手術を検討する方が増えています。
女性器整形ってどんなことができるの?
見た目、サイズ、不快感などの女性器トラブルを美容外科手術で解消するのが女性器整形です。婦人科形成とも呼ばれます。顔立ちが人それぞれ違うように、体も人それぞれ。自分自身のもう一つの隠れた”顔”のコンプレックスとして、さまざまなお悩みを解消できます。
見た目や形を整える
”ビラビラ”と呼ばれるような、大きすぎる大陰唇・小陰唇をカットして小さくする整形や、”クリトリス”(陰核)の周辺を覆っている皮をカットする”クリトリス包茎治療”などは特に人気です。左右差などによる不恰好さを解消したり、より美しく整えることが可能です。
不便さ・不快さの解消
形を整えるだけでなく、Tバックなどを履いた時に挟まって痛いなどの悩みを解消したり、皮が大きすぎることで垢が溜まって匂いやすい等の衛生面を目的に行う場合もあります。
締まりなどの機能性を調整する
膣がゆるい、膣内が狭い、等の性交時に感じる悩みの解消も可能です。性交時に痛みを感じる方も、女性器整形により解消できる場合があります。処女膜の再生や、感度をアップさせるといったものも。性交時の悩みだけでなく、尿もれの解消を目的に受ける方も多くいらっしゃいます。
女性器整形で人気の治療
小陰唇の縮小
いわゆる”ビラビラ”の部分の整形です。小陰唇の左右差が気になる、脚を閉じてもはみ出る、擦れたり挟まったりして痛い、黒ずみが気になる、垢が溜まりやすい等でお悩みの方に人気の施術です。もちろん、スッキリと美しく洗練された見た目を追求したいという、審美性を目的とする方も多いです。
クリトリス包茎の治療(陰核包皮除去)
クリトリス(陰核)周辺の皮を小さくする整形です。見た目を美しくするだけでなく、クリトリス周辺の皮が大きかったり厚みがあることによる、感度の低下や、垢が溜まりやすく匂いの原因になるなどのデメリットも解消します。そのため小陰唇の縮小とともに人気の施術です。
副皮の縮小
副皮とは、小陰唇と大陰唇の間にある、クリトリスなどを大きく覆ったシワシワの部分のこと。下着などで擦れやすく、炎症を起こしやすい部位ですので、大きすぎる場合は手術で小さくすることで日々快適に過ごせます。小陰唇縮小の手術と一緒に行うと効果的です。
大陰唇の縮小
女性器の一番外側の分厚い肉の部分の整形です。大きすぎて下着や水着などで”ω”のラインが出てしまう、いわゆる”モリマン”で悩んでいる人におすすめの手術です。
ボリュームを持たせる
先ほどとは逆に、大陰唇にボリュームを持たせる施術もあります。ヒアルロン酸や脂肪などを注入して、ぷっくりと大きくすることで、見た目を若々しくしたり、挿入時の”密着感”や”締まり”をよくする効果があります。
処女膜の再生
破れている膜を特殊な細い糸で縫い寄せる手術です。スポーツで破れてしまった方や、コンプレックスの解消をしたい方に人気の施術です。
膣内縮小(膣壁縮小)
膣内を狭くすることで、締まりをよくする施術です。こちらは外科手術よりも、膣内にヒアルロン酸や脂肪などを注入する方法や、HIFUやRF、レーザーなどの照射マシンを使用する方法が採用されることが多いです。膣に緩みが出てしまっている方や、パートナーの方に合わせたい方などにおすすめです。
Gショット(感度をアップさせる)
膣内の特定の箇所にヒアルロン酸や脂肪などを注入して、感度をアップさせる方法です。不感症治療としてもおすすめです。
陰部のニオイの治療
小陰唇縮小やクリトリス包茎治療などによって副次的にニオイの解消も可能ですが、”スソガ”や”マタガ”と言われるような、汗によるニオイの治療は、「ボトックス注射」や、「ビューホット」という照射治療が適用となります。
治療の流れ
女性器整形で最も人気が高い「小陰唇縮小」を例に治療の流れをご紹介します。
1. デザイン
悩みや理想の仕上がりを医師に伝え、最終的にどのような形にしていくかをカウンセリングで決めていきます。施術当日にする場合もありますが、ほとんどの場合カウンセリングを事前に行い、施術は別日となります。
2. 外科手術により切除
小陰唇縮小術の場合は余分な箇所を切除します。見た目の美しさと同時に、尿をした時にはねたりしないかなどの機能面も考慮しつつ仕上げていきます。
3. 縫合
縫合に使う糸は、溶ける糸を使う場合と、溶けない糸を使う場合があります。溶ける糸の方が値段が高い傾向です。溶けない糸の場合は、1週間後に抜糸が必要です。
4. 抜糸(1週間後)
抜糸後は通常通り過ごせますが、まだ傷が残っている場合があるので、数日〜数週間程度は外用薬などが処方されることが多いです。
気になっているけどなかなか踏み出せない人へ
人に相談しにくく、情報が公に露出しにくい部位であるだけに、知らなければなかなか接する機会のない治療ですが、年々認知が拡大し、口コミ広場編集部としてもニーズの高まりを感じています。
女性器周辺の悩みは、同じような悩みを持った人がたくさん訪れている経験豊富な医療機関なら安心感がありますよね。いきなり施術はしなくても、まずは相談だけでも行ってみてはいかがでしょうか。女性医師がカウンセリングを行っているクリニックもありますので、口コミ広場のクリニック詳細ページをよくご覧になって検討してみてくださいね。