美容医療機器メーカー
TENTECH特集

世界で100店舗以上を展開する韓国のオラクル美容皮膚科グループ。その豊富な臨床経験と現場の声から生まれたのが、美容医療機器メーカー「TENTECH」です。
オラクル美容皮膚科グループは、より多くの方に安全で使いやすい機器を提供したいという想いから、2015年にTENTECHを設立。当初は海外の優れた美容機器を輸入・流通するビジネスモデルでスタートしました。しかし、現場の医師たちの「本当に使いやすい機器が欲しい」という声に応えるため、単なる輸入にとどまらず、自社製品の開発に踏み切ったのです。
こうして誕生したのが、高周波機器「10THERMA(テンサーマ)」、HIFU機器「10THERA(テンセラ)」、IPL機器「10PL(テンピーエル)」。これらの製品は、実際に美容医療の現場で求められる「操作性」「安全性」「効果」にこだわり抜き、医師たちの知見を反映させた医療機器です。
その背景には、創業者である盧先生が掲げる3つの信念があります。

1

副作用が少ないこと

2

コストパフォーマンスが高いこと

3

顧客満足度が高いこと

TENTECHは創業以来、右肩上がりの成長を続けています。2023年には売上170億ウォンを達成し、2024年は300億ウォン、そして2025年には700億ウォンを目指しています。

日本参入のきっかけ

TENTECHは韓国で誕生し、当初は国内のみで事業を展開していました。しかし、事業の成長に伴い、アジア、アメリカ、オーストラリア、ウクライナなど、海外への展開を強化。その取り組みの一環として、日本市場への進出が決定しました。現在、美容医療製品の製造や販売は全て韓国国内で行い、Tentech Japanは輸入代行を行っています。日本国内での医師の皆様の声を聞き、韓国のみならず、日本でもTENTECH製品を届けています。

3つのこだわりで進化するTENTECHの製品づくり

TENTECHが目指すのは、「副作用の少なさ」「高いコストパフォーマンス」「顧客満足度」という3つのこだわりを徹底的に追求すること。その積み重ねが、今の製品を生み出しています。
HIFU機器である10THERAでは、ウルセラなど既存の効果ある製品を超えることを目標に、安全性を重視した設計を採用。火傷リスクを減らしながら、安心して施術できる仕組みを整えています。さらに、施術面積を広げ、ショット数を減らすことで、施術時間を短縮。これにより、クリニックにとってはコスト削減、患者にとっては痛みや負担を最小限に抑えられるというメリットが生まれました。結果として、患者の心身のストレスを軽減し、満足度を高めています。
また、日本市場ならではの課題にも対応。通常、韓国から輸入した機器にトラブルが起きると本国に戻す必要がありますが、TENTECHは自社で対応可能な体制を整備。これにより、迅速なメンテナンスとコストの抑制を実現しました。

TENTECHが提供する「10THERA」「10PL」「10THERMA」は、多くのクリニックから高評価を得ています。実際の導入先から届いた声を紹介します。
10THERA ― 痛みを抑えて効果を実感
10THERAは、2ライン照射が可能で、痛みを抑えながらしっかりと効果を実感できるHIFU機器です。患者からは「痛みが少なく、リフトアップ効果を感じる」という声が多く、リピーターも続出。実際に3〜4カ月ごとに継続的に通うケースが多く見られます。
また、従来のHIFUで指摘されていた“施術後にこける”という懸念に対し、「10THERMA」を組み合わせることで、そのリスクを補完します。こけた部分にも安全に使用できるため、複合的な施術プランとして利用頻度が高まっています。
10PL― 他の施術で反応しなかったシミにもアプローチ
10PLは、しみや色素沈着の改善に特化したIPL機器です。特に浅い層にあるシミへの反応が良く、他の施術で反応しなかった症例にも結果を出せると高評価。さらに、施術を繰り返すことで深い層のシミへのアプローチも可能で、幅広いニーズに対応します。
10THERMA― 痛みを軽減しながらリフトアップ
高周波機器である「10THERMA」は、HIFU施術後に頬がこけるリスクを避けたい患者にも選ばれています。頬のこけた部分にも安全に使用できるため、10THERAと併用する「テンテンリフト」という施術が人気に。RF機器はどうしても痛みの課題がありますが、TENTECHでは痛みを軽減する仕組みを研究し続けており、初心者でも安心して受けられるようレベル設定を柔軟に調整可能です。

クリニック現場での人気の理由

導入しているクリニックでは、リフトアップやフェイスラインの引き締めを目的とした施術が特に好評。キャンペーンを実施すると、一度に50名以上の予約が入ることもあり、年間パスを購入する患者も多数。中にはクリニックから「年間の症例をしっかり作っていきたい」という声もあり、信頼性の高さがうかがえます。

TENTECHは現在、アジア圏、オーストラリア、東ヨーロッパなど、世界各国で展開を広げています。今後もグローバルでのシェアをさらに拡大し、美容医療分野で確固たる地位を築いていきます。
日本市場においては、単なる機器提供にとどまらず、「美容クリニックとともに、美容医療を通じて社会に貢献する」という姿勢を大切にしています。TENTECHの使命は、『施術を行うスタッフがより使いやすく、安全で効率的、そして高い効果を実感できる機器を提供すること』です。そして、クリニックにとってはコストパフォーマンスを最大限に高め、患者にとっては心身の負担を減らし、安心して施術を受けられる環境を整えることです。
そのためにTENTECHは、「施術者」「クリニック」「患者」すべてにとって価値のある“三方よし”の製品づくりをこれからも追求していきます。

“自然な美しさに勝るものはない”―TENTECHが高周波にこだわる理由

日本と韓国を比べると、美容医療の単価には大きな差があります。日本では「高額で敷居が高い」というイメージがあり、施術を受けても永遠ではないという点から、継続することをためらう声も少なくありません。誰もがクリニックに通いやすい価格でなければ、美容医療は一部の人だけのものになってしまいます。TENTECHは、そうした課題を解決するために学び、挑戦を続けています。
数ある美容医療機器の中で、TENTECHが高周波に注力する理由は『肌の美しさを、できる限り自然に保ってほしい』という想いにあります。メスを入れるのではなく、自身の持つコラーゲンを活かし、肌を若々しく維持する。そのために必要なのが、高周波の力でした。
しかし、日本では高周波治療の認知度はまだ低く、カートリッジの価格も高額なため、施術は年に１回～２回が一般的ですが３カ月に１回のケアができるようにTENTECHは高性能でありながら、低コストで施術できる機器を開発しました。
韓国では高周波はすでに常識で、数ある機器の中から患者自身が選ぶほど人気の施術。TENTECHの機器は、発売からわずか2年で韓国市場でトップクラスの販売台数を記録しました。これほど短期間で広く受け入れられた機器は、ほとんどありません。
『もっと多くの日本の方に、高周波の魅力を知ってもらいたい』――それがTENTECHの願いです。高額な機器や新製品の導入によって、クリニックの価格が上がってしまう現状を変えたい。『自然体の美しさに勝るものはない』、その信念のもと、TENTECHはこれからも、誰もが手の届く価格で、美しさを持続できる未来を目指します。